キッチンがもっと楽しくなる!おすすめピーラーの選び方と使い方

こんにちは、バレーナの三田村です。

今日は、私たち料理人が日常的に使っている「ピーラー」についてお話ししたいと思います。

 

ピーラーと聞くと「じゃがいもの皮むき」に使う道具、というイメージを持つ方が多いかもしれません。でも実際には、ピーラーはとても奥の深い調理器具。使い方や形状を工夫することで、料理の仕込みがぐっと楽になり、さらに盛り付けの幅も広がるんです。

 

ピーラーを使うメリット

 

包丁で野菜や果物の皮をむくのも料理人の基本技術ですが、毎日の家庭料理では「スピード」と「安全性」も大切。そんな時にピーラーは本当に頼れる存在です。

①誰でも簡単に均一に皮がむける

②ナイフより安全性が高い

③皮むき以外の用途も豊富

たとえば、ごぼうの“ささがき”はピーラーで薄く削ると簡単。キャベツの千切りや人参のリボン状スライスなども、ピーラーを使えば均一で美しい仕上がりになります。

I字型とT字型の違い

 

 

実はピーラーには大きく分けて2種類あります。

 

▷ T字型ピーラー

持ち手に対して刃が垂直についているタイプ。

包丁に慣れていない方でも扱いやすく、上から下へスライドするだけでスイスイ皮をむけます。動作がシンプルなので、料理初心者やスピード重視の方におすすめ。

 

▷ I字型ピーラー

ナイフのように刃が柄と平行に付いているタイプ。

こちらは丸みのある食材に強く、りんごやじゃがいもなどをくるくる回しながらむくのに適しています。プロの料理人が細かい作業をするときにもよく使う形状です。

それぞれに良さがあるので、使う人のスタイルや食材によって使い分けると、より快適に料理が楽しめます。

 

僕のおすすめのピーラー!

 

数あるピーラーの中でも、私が長年愛用しているのが リッター(Ritter)社のポテトピーラー。

 

ドイツで1905年に創業した老舗メーカーで、スライサーやキッチン家電に定評があります。このピーラーはT字型で、とにかくシンプルな構造。握ったときの安定感が抜群で、どの方向からもスムーズに皮をむくことができます。

①左右どちらの手でも使いやすい設計②じゃがいもの芽取り機能付き

③ステンレス刃はメンテナンスが楽、鋼刃は切れ味鋭くプロ仕様

そして何より魅力的なのは、Amazonで600円前後というお手頃価格!毎日の調理をぐっと快適にしてくれるアイテムが、この価格で手に入るのは嬉しいですよね。

 

バレーナの厨房でも活躍中

 

私たちバレーナでも、仕込みの際にピーラーは欠かせない存在です。

ズッキーニを薄くスライスしてカルパッチョにしたり、にんじんをリボン状にしてサラダの彩りにしたり。ほんの少し工夫するだけで、家庭でもレストランのような一皿が演出できます。

たとえばご自宅でも、ピーラーで削ったパルミジャーノ・レッジャーノをパスタやサラダに散らせば、一気におしゃれな仕上がりに。これもピーラーならではのテクニックです。

 

まとめ

 

*ピーラーは 「皮むき」以上の万能ツール

*T字型は初心者向け・スピード重視、I字型は丸い食材や細かい作業向け*おすすめはリッター社のT字型ピーラー(コスパ抜群!)

*家庭料理を少しだけ「プロの仕上がり」に近づけてくれる便利アイテム

料理を楽しく、そしてちょっとだけ特別にしてくれる道具。それがピーラーです。ぜひご自宅のキッチンにもお気に入りの一本を取り入れてみてくださいね。

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