皆さんは「スパークリングワイン」と聞くと、まず何を思い浮かべますか?
フランスのシャンパン、ドイツのゼクト、イタリアのフランチャコルタ…。
世界にはさまざまな“泡のワイン”があり、それぞれの土地で独自の名前と個性を持っています。
バレーナでも、日々多くのお客様が乾杯に選んでくださるスパークリングワイン。
今回はその中でも、私たちが自信を持っておすすめする「プロセッコ」についてご紹介したいと思います。
スパークリングワインとは?
スパークリングワインとは、炭酸ガスを含んだ発泡性のワインのこと。
一般的には白やロゼが多いですが、赤のスパークリングも存在します。
食前酒として広く親しまれ、乾杯のグラスに最適な存在です。
フランスなら「シャンパーニュ」、ドイツでは「ゼクト」、そしてイタリアでは「プロセッコ」。
同じ“泡”でも、その名前には土地の文化や歴史が映し出されています。
イタリアの泡「プロセッコ」
プロセッコはイタリア北東部、ヴェネト州やフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州で主に造られています。
使用されるブドウは「グレラ」。フローラルな香りと爽やかな酸味を持ち、プロセッコには欠かせない存在です。
一般的には辛口(Brut)が多く、洋梨や青リンゴを思わせるアロマ、すっきりとした飲み口が特徴。
製法は「シャルマ方式」と呼ばれ、大きなタンクで二次発酵を行うため、大量生産が可能。これにより価格も手に取りやすく、世界中で愛されている理由の一つとなっています。
バレーナがおすすめする「マルスレット」
バレーナでご用意しているのは、ヴェネト州の「マルスレット」。
その名も『プロセッコ・トレヴィゾ・レストロ・エクストラ・ドライ』です。
このワインは、瓶詰めから6ヶ月以内にバレーナへ届きます。
なぜかというと、シャルマ方式で造られるプロセッコは熟成に向かないから。
時間が経つとフレッシュさが失われてしまうため、いかに早く現地の味を届けるかが重要になります。
バレーナでは、イタリア現地で飲まれている“あの新鮮な味”を、日本でも楽しんでいただきたい。
だからこそ、このマルスレットを選んでいます。
グラスから立ちのぼるフレッシュな香り
グラスに注げば、まず香りの鮮烈さに驚かされます。
グレラ特有の揮発的なアロマがふわりと広がり、桃や洋梨を思わせるジューシーな香りが鼻腔をくすぐります。
口に含めば、きめ細かな泡とともに広がる爽やかな果実味。
軽やかでありながら奥行きも感じられ、食前のひとときを華やかにしてくれる一杯です。
乾杯に、気軽な一杯に、そして料理と一緒に楽しむにもぴったり。
バイザグラスでもボトルでも、シーンに合わせて選んでいただけます。
限りなくイタリアに近い味を届ける情熱
このマルスレットを日本に届けてくれているのは「株式会社 稲垣商店」さん。
彼らは、発注してから瓶詰めを行い、日本での在庫は最小限に抑えるという方法をとっています。
このやり方はコストも手間もかかりますが、それでも続けるのは「イタリアで飲むのと同じフレッシュな味を、日本のお客様に楽しんでいただきたい」という強い思いがあるから。
私たちもその情熱に心を打たれました。
ワインはただの輸入品ではなく、生産者の想い、インポーターの努力、そして飲む人の笑顔によって完成するもの。
バレーナがこのワインをおすすめするのは、単に美味しいからではありません。
そこに込められた人の想いを、ぜひお客様にも味わっていただきたいのです。
バレーナでしか味わえない特別な一杯を
バレーナでも在庫を最小限に抑え、できる限りフレッシュな状態でご提供しています。
ワインリストにも記載はありますが、書ききれない魅力をこうしてブログでお伝えしているのは、やはり“特別な一本”だから。
まだ飲んだことがない方は、ぜひ一度お試しください。
一口で、イタリアの空気と情熱を感じていただけるはずです。
最後に
ワインは奥が深く、難しいイメージを持たれがちですが、バレーナでは「楽しく、美味しく」楽しんでいただくことを一番に考えています。
もしワイン選びに迷ったら、ぜひスタッフにお声がけください。
あなたにぴったりの一杯をご提案させていただきます。
イタリア現地の味をそのまま楽しめるプロセッコ「マルスレット」。
あなたの乾杯の時間が、より特別なひとときになりますように。